日本人が全員魚をさばけると思わないで

Dairy

 
1600年代からの歴史的ワイナリーを持つ今回のホストファミリー!
冬のためかワイン畑でのお手伝いはありませんでしたが、
毎日のようにディナーでは自社ワインを飲ませていただけました。
 
 
ホストパパは大の料理好きのため、
いつもおいしい料理を振る舞ってくれました。
これがワインに合う、合う!!


 
 
フランスで秋冬限定のチーズ “モンドール”もいただきまして。


お、おいしいーー!!
 
 
わたしはWorkawayでメッセージを送る際、
「料理が好きなので、日本料理も作れます!」
と自分のアピールポイントとして書いています。
 
 
やっぱり食べ物はみんな興味ありますからね!
おかげさまで、この旅の間にお米を鍋で炊くのには慣れました笑
 
 
そしてやっぱりこちらのホストファミリーにも
「出発前に、ぜひ日本食を作ってね!」
と念押しされ、手巻き寿司を作ることになりました。
 
 
朝から連れて行ってもらったのは、生鮮市場!
おそらく業者さんが主に来ると思われる市場で、
珍しいスパイスやチーズの数々、
新鮮な魚や肉などがキロ単位で売られていました。
 
 
寿司なら魚でしょ!とすごい意気込んでいるホストパパ。
「へー、ホストパパって魚さばけるのか!」と
関心しながらついていくと、
寿司に必要なものは何でも買ってね!とのこと。
 
 
なんとすし酢があったので、いつもはリンゴ酢なんかで手作りしていたけど、せっかくなので試しに買ってもらうことにしました。
 
 
日本でも珍しい高級醤油や白醤油などもあったけど、
高いのでスルーしたところ、ホストパパ自らがんがんカートに入れていました笑
 
 
さらにワサビ胡麻なんてのもあって、
マニアック過ぎるでしょって思ったらそれも買っていました笑
使い方絶対わかってないよ。。
 
 
魚はまぐろとサーモンを買いに来たようです。
スタッフと何やら話し込んだあと、声をかけられました。
「なんかあのサイズでしか買えないみたいなんだけど、大丈夫かな?」
 
 
見ると30人前はゆうに超える大きさのまぐろが…!
そして何故わたしに聞く!?
よくよく話していると、どうやらわたしが魚をさばく模様。。
 
 
え、わたしやったことないよ!??爆
 
 
なんと日本人なら誰でも魚がさばけると思っているらしく、
あれよあれよと話は進んで、結局バカでかいまぐろとサーモン両方買ってしまいました。
 
 
ど、どうするのこれ?
内心めっちゃ焦っていると、さらに追い打ちをかけるように
「日本とは勝手が違うから、殺菌のために下処理した方がいいよ!」とのこと笑
 
 
うん、そうだろうけど、やったことないのよ!爆
 
 
ノリノリのホストパパと子どもたちを前にしたら、
できないとは言い出せず、ともかくやってやることに!笑
 
 
殺菌といったら、生姜か?酢か?炙りか?なんだ?
とGoogle で検索しまくり、なんとか3種類のマリネのアイディアを絞り出しました。
 
 
ひとつはわさびと生姜のまぐろの漬け。
あのワサビ胡麻も使ってみることに笑
 
 
ひとつは生姜と玉ねぎを入れたまぐろの酢じめ。
そしてもう一つは、玉ねぎとレモンを加えたサーモンマリネです。
 
 
ホストパパにも応援を頼み、二人係で魚のカットスタート!

 
 
さっきYou Tubeで学んだまぐろの下処理をしていると、
ホストパパがとても関心しながら質問してきたので、
 
 
「こうやって塩で〆ると、余分な水分が抜けて身が引き締まるんだよ。
塩は殺菌効果もあるしね!」
と、ドヤ顔で説明してあげました笑
 
 
ちなみに参考にさせていただいたのは、こちらの動画です。
投稿者さま、感謝でございます!!!
https://youtu.be/1Lzj4Vh4eqw
 
 
他にもしいたけや人参の甘辛煮や、卵焼き、
きゅうりやアボカドなどを用意しました。
 
 
明日誰も腹痛を起こしませんように…!!
 
 
祈りながら出した手巻き寿司は、なんと大好評!!

 
 
めったに笑わない次男くんが、楽しそうにお寿司を作っている姿を見られた時には、ちょっと感涙しそうになりました。
 
 
実はこちらの家はごはんを食べる時間も子どもたちと大人でバラバラになっていて、
めったに全員揃って食卓を囲むことはありませんでした。
 
 
なので、最後の最後に全員でこの時間を過ごせて、
心底うれしかった!
 
 
いろいろ大変なこともあったけど、
その分素晴らしい友だちに出会えて、いろんな気づきももらいました。
 
 
自分がいつか家庭を持った時にどんな家にしたいか、
すごく考えるきっかけになりましたね。
 
 
さて、フランスのお次はドイツに向かいます!

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