ナントで見つけた日本文化

 
モン・サン・ミシェルを出て、わたしは今ナント市にいます。
 
 
首都パリから電車だと2時間ちょっと、車でも4時間ほどの距離にあるナント市。

 
 
フランス人が住みたい街ランキング上位を常にキープしていて、
2016年の旅行者による「ヨーロッパで訪れるべき街ベスト15」のランキングでは、
第6位のパリを抜き、第4位にランクイン！
 
 
生活するにも、お出かけするにも、人気の場所なのです。
 
 
そんなナントで、たくさんの日本文化を見つけました。
まずは観光地でもある、「日本庭園」。

 
 
正式には、「Île de Versailles」という名前で、直訳すると「ベルサイユ島」という公園なのですが、
なぜか日本庭園になっています笑
 
 
ちょうど秋の紅葉が美しく、水辺の風景も本当に日本に帰ってきたような侘び寂びの感じられる空間でした。

 
 
橋の上ではカンフー？のレッスンをしているようでした笑

 
 
建物内では日本文化とナントの自然（植物や魚など）を紹介する展示があり、
鹿威しや種田山頭火をはじめ俳人の歌なども紹介されていました。

（ししおどしって鹿威しと書くんですね！フランスに教えてもらいました笑）
 

 
 
また、街をぶらぶらしていても漫画やアニメグッズを扱っているお店が多数あり、
絵画を置くギャラリーでも、日本文化にインスパイアされた作品がたくさん見つかります。

 
 
そして日本食レストランもレベルが高い！
お世話になっているお友だちのおすすめだというラーメン屋さん「ICHI-GO-ICHI-E」に行ってきました。

 
 
平日なのにお昼時は大盛況で、すでに人が並んでいました。
ちょっと待ちましたが、スムーズに来店し、スタンダードな醤油ラーメンをオーダー！

 
 
友人はとんこつラーメンを注文していました。

 
 
これが本当においしい！
なんなら日本のラーメンよりあっさりめなので、こっちの方がわたしは好きかもしれません。
 
 
他にも北海道を思わせるコーンバターの乗った味噌ラーメンや、
坦々麺などメニューも豊富で、餃子や唐揚げもありました。
 
 
店員さんはフランス人が多いですが、厨房には日本人らしき人もいて、
オーダーが入ると「唐揚ゲ オ願イシマス」のように、ちょっとカタコトの日本語が飛び交っていました。
 
 
テイクアウトも大人気のようで、リピートしたい場所になりました。

 

 
 
また、ナントに来た翌日、さっそくスーパーの現地調査にいったところ、
パンのコーナーでこんなパンを発見！

 
 
「え、メロンパンじゃない！？？」と、感動の気持ちいっぱいで帰宅したところ、
実はチーズのパンでがっかり・・・
 
 
友人に話したところ、たしか市内に本当のメロンパンを売っているベーカリーがあったはず。
ということで、見つけました！
ベーカリー「咲(Saki)」
 
 
名前からして日本！
そして店先のショーウィンドウに鎮座するメロンパン！！

 
 
フランスだと「Pain melon」なのね。。
なんかおしゃれになっちゃってぇ〜〜〜笑
 
 
レジ横には大福とどら焼きまで！！

 
 
そっちも気になったけど、今回はメロンパンだ！と、
数種類ある中で、プレーンと抹茶を購入してみました。

 
 
外はカリッと、中はふわっとが、ほどよく再現されており、
日本人的にも合格！（何様だ自分。笑）
 
 
抹茶の方は苦味が効いていて、わたしは好きでしたが、
フランス人の友人はプレーンの方がおいしいと言っておりました。
 

 
 
そしてわたしが一番うれしかったのが、こちら↓↓

 
 
そう、梅干し！
しかも減塩のやつ！
 
 
スロベニアで腹痛を起こしたように、わたしは昔からお腹弱めなのですが、
そんな時いつもそばにいてくれたのが、梅干しなのです笑
 
 
これを食べるとなんか元気になれる・・・
アジアンショップで置いてあっても減塩のものが置いてあるのは珍しいと思っていたら、
店員さんの一人が日本の方でした。（感謝！！！）
 
 
後日これでおにぎりを作って、ナント市中心部から車で40分ほどの場所にある海でピクニックしました。

（ちなみにUが梅干し、TMはツナマヨですw）
 
 
梅干し、うめぇ〜！！（歓喜）
 
 
海も美しく、余計においしい梅干しちゃんなのでした。