アイルランドの神童たち

Dairy
Classmates Friends Bag School Education

 

ホストファミリーにはネルくん8歳とサミーくん10歳の男の子たちがいます。
こちらがこの旅で最初のホストファミリーだったので、
何かプレゼントを持って行きたいと思っていました。
 
 
お菓子だと食育上の家族ルールとかあるかもしれないし、好き嫌いもあると喜ばれないし、
スーツケースの重量も考えるとなにがいいかなぁと悩んでいると、
母が「折り紙はどう?」と名案をくれたので、
恐竜柄やら英語の解説付き折り方の本などを揃えてプレゼントしました。
 
 
はじめて会ったときは、「え、髪長い!かわいい!なんか小さなヒッピーみたい!」と
今までこんな子供たちを見たことなかったので正直衝撃を受けましたが、
二人とも予想以上に折り紙のプレゼントを喜んでくれ、
その素直でかわいい姿に、わたしは即刻メロメロになったのでした笑
 
 
そのときに作った作品がこちら!
ネルくん作:たこのお相撲さん(創作じゃなく本にそう載っているちょっと異色な折り紙w)と、


 

サミーくん作:金のポニー!
(この馬は作るの激ムズでした。。これパッと見で作れる子いるのかな。。w)

 
 
二人はレストランの準備で忙しい朝から昼は
ほとんど二階の寝室でネットゲームや動画を見たりしているのですが、
子供部屋には自分達で作ったレゴの作品や小小説、絵画やアート作品がそこら中にあり
とても芸術肌というか、正直こちらもびっくりするくらい才能あふれる子たちです。
 
 
サミーくんは特に絵を描くのが好きで、過去の作品をポートフォリオにまとめているほど!
大人になってからはほとんど描いてなかったけれど、わたしも絵が好きだったので、
ある日お絵描き大会をしよう!ということになりました。
 
 
ルールは簡単で、誰かが好きなお題を出して、同じお題でそれぞれ絵を描きます。
大会とは言いつつ、それぞれにいいところを褒めたり、相手の絵の好きなところを話あうのが主で、
明確な勝敗はあまり重視されません。
このルールというか雰囲気にも、わたしは関心してしまったのでした。
 
 
ちなみにこちらが「深海の生き物」というお題でサミーくんが描いた絵です。

亀のような甲羅にドラゴンのような尻尾、開いた口から覗く鋭い牙、そして海賊船のような船。。
・・・すごくないですか??
 
 
本当に小学生か!?と、こちらが度肝を抜かれる作品を次々に描いてくれるので、
わたしもいつも楽しく参加させてもらっていました。
 
 
ある日3人でまたお絵描き大会をしている時、次はMayukoがお題選ぶ番だよ!となりました。
こういう何か選ぶっていうのは苦手なのですが、
ネルくんにしょっちゅう「Demon Slayer(鬼滅の刃)見たことある!?」って聞かれたことを思い出し、
鬼滅の刃のキャラクターを描くのはどうかと提案しました。
 
 
余談ですが、Demon Slayerを直訳すると”悪魔を退治する者”。
鬼でもなければ、情緒のないタイトルで初めて言われた時は「え、なにそれ?」てなりました笑
 
 
二人は実際にアニメを見たことがなかったらしく、
モデルを選んで描くことになりました。
その時のモデルがこちら↓↓

 
 
さすがに難しいお題だったのかネルくんは早々にギャグに走り、
ほぼわたしとサミーくんの戦いになりました。
 
 
が、サミーくんもしばらくすると自分のが気に入らず紙をぐしゃっと丸めてしまいました。
(こちらからすればとても良く描けていて驚いたのですが残念><)
 
わたしの炭治郎もちょっとぽっちゃりだったので、
このお題難しかったね、で終わろうとしたのですが、
「僕が直せるよ!」とサミーくん。


 
 
目と髪の毛はわたし、それ以外はサミーくん。
おお、たしかにそれっぽくてかっこいい!
 
 
が、しばらくすると炭治郎の様子がおかしい。。

 
 
 
 
マッチョ炭治郎www
なんで!笑


 
 
途中までめっちゃそれっぽくて、またも関心して見ていたのですが、
まさかのシックスパック炭治郎が誕生してしまいました笑
(最後は飽きたのか靴も雑w)
 
 
この時はお笑いになってしまいましたが、
乗り物や人物や想像上の生き物までなんでも描きこなす彼。
 
 
二人の将来が密かに楽しみなわたしなのでした!

Comment

タイトルとURLをコピーしました