Nちゃんとのお別れ

Dairy

 
わたしのライフセーバー、Nちゃんが島を出る日が近づいて来ました。
彼女は4年前にInishwallahに来ており、その時特にホストママと意気投合したことから、
夏休みを使って3週間遊びに来ていたのでした。
 
 
Nちゃんと久しぶりの再会を果たしたホストファミリーは大フィーバー!
ニューヨーク生まれ、ニューオーリンズ住まいという、
千葉生まれ千葉育ちのわたしからすれば、もううらやましくて仕方ないぜ!という生い立ちの彼女は、
とてもやさしくて話し上手で、ユーモアのセンスもあって・・・
みんなに好かれるのも当然!な素敵な人です。
 
 
なので最後の夜は特別な日にしようと、キャンプファイヤーをすることになりました。
 
 
彼女はアメリカではタコス屋さんで働いており、料理もとても上手です。

ちょうど同じ時期に島を出る仲良しの方がおり、その方も大好きな料理ということで、
Nちゃんが「ガンボ」を作ってくれることになりました。
 
 
ちなみにガンボとは、アメリカ南部発祥のケイジャン料理のひとつ。
Nちゃん曰く、ニューオーリンズでも人気の料理だそうで、いろんなレストランで味わえるらしい。
検索したらわかりやすい記事があったので、詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。
(macaroni: https://macaro-ni.jp/33547
 
 
玉ねぎ、にんじん、セロリを大量にみじん切りにし、
チキンを蒸し焼きにして、ソーセージとたくさんのスパイスで煮込んで・・・
(ホストパパはセロリが苦手なので、内緒!w)
 
 
Nちゃんとの別れを惜しんでみんなが集まることになっていたので、
十数人分のガンボを用意しなくてはなりません。
前日から仕込んで、当日も数時間かけて、Nちゃんが丹精込めて料理してくれました。
 
 
それはもう、Nちゃん作のガンボ、めっちゃおいしかったです!!

(真ん中にはごはんと、鶏皮を揚げたやつが入っています)
キャンプファイヤーを囲んで食べてますので、雰囲気も最高でした。
 
 
その後はもちろんパブに行きました笑
髪の毛がめっちゃ炭くさかったけど構わない!笑
 
 
しばらく飲んでから、Nちゃんがやっぱり家でトランプでもしたいなと言うことで、
Nちゃんがしたいことをしよう!!と、家に戻りました。
 
 
いつも早めに寝てしまうホストママがまだギリギリ起きていたので、
Spit(スピット)という激アツのカードゲームをして、
Hip Hopの歌までうたって、最高の夜は更けていきました。
 
 
翌朝、いつもは仕事が始まる15分前とか限界まで寝ているわたしですが、
この日はNちゃんが早朝のフェリーに乗るということで早起きしました。
こういうとき、人間は何の苦もなく起きられるものですね。
 
 
最後の記念写真を撮ったり、ハグをしてNちゃんを見送りました。
わたしと他のルームメイトは家に残り、ホストファミリーは子供たちも揃って車で港へ向かいました。
わたしも一緒に港までお見送りしたかったけど、
最後は家族とNちゃんで過ごしたいだろうなと思って遠慮しました。
 
 
じゃーね、元気でね!と車を笑顔で見送り、
「泣かないなんて大人になったなわたし!」なんて思ったのも束の間、
家の中に入った途端、ぶわっと涙が一気に溢れました。
久しぶりの涙に、自分でもびっくりしました。
 
 
後日パブに行ってからも、わたしはパブに行くのが楽しかったんじゃなくて、
Nちゃんとパブに行くのが楽しかったんだなと気付かされました。
 
 
いつも会話についていけないわたしに、「これ意味わかる?」と聞いてくれて、
その度にわかんない;;というわたしに、嫌な顔ひとつせず「それはね…」と説明してくれたNちゃん。
酔っ払いのわたしをいつも助けてくれたNちゃんw
 
 
みんなが口を揃えてめーっちゃNiceな子だといいます。
本当にその通り!!!!!
こんな素敵な出会いができて、この旅に改めて感謝です。
 
 
いつかぜひニューオーリンズで本場のJazzでも聴きながら、
Nちゃんとまたガンボを食べたいな!

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