あるお天気のいい日、あんまりに気分がいいので、久しぶりに中心街へ出かけました。
アイルランドの天気は変わりやすく、9月を過ぎると晴れ間も少なく寒くなるので、
お天気がいいとお出かけしたくなるのですね〜
本日のお目当ては「世界一美しい本」と謳われるケルズの書。
アイルランド最古の大学であるトリニティカレッジの図書室に保管されています。
(ケルズの書や大学については、たくさんの方が詳しく書いてくれているので割愛しますw)
ケルズの書を見るには事前にチケット予約が必要で、大人は18.50ユーロ。
入場するとまずケルズの書の説明や、制作過程を再現したビデオなどを見ることができます。
アプリをダウンロードするだけで無料の音声ガイドを聞くことができ、日本語もありました!
このオールドライブラリーは現在も学生さんたちは閲覧可能らしく、
スタッフのみなさんが丁寧に本を保存し、古いものは修復もしているのだそうです。
世界一美しいと評されるだけあって、とても細かく繊細な装飾が施されているのですが、
製作者は当時18歳前後の青少年たち。(といっても当時この年齢は中年だったようですが)
日夜、薄暗い部屋にこもって描き続けさせられていたらしく、
本のページのところどころに「ここは寒過ぎる!」「早く家に帰りたい!」
といった愚痴のようなラクガキも残っているそうです笑
神聖なイメージだったのが、ぐっと人間味のする身近な存在に感じられたところで、
メインのケルズの書が置いてある部屋へ!
暗い部屋のど真ん中にガラスケースで厳重保管されたケルズの書が!
「おお、アイルランドに来たらこれが見たかったんだよ!」と感動の出会いも束の間、
開かれたページは予想外にシンプルで、あまり絵の少ないページでした。。
ちーーーん;;
保存の関係で数ヶ月に一度ページがめくられるそうで。
(写真撮影NGなのでお見せできずさらに残念)
にしてももっと良いページを選んでくれてもいいんじゃないの!?涙
まあでも本物を拝むことができ満足したので、学生に混じって中庭でランチをすることに。
すると先日ご紹介した「Workaway(ワーカウェイ)」からメッセージ受信のお知らせが来ていました。
(ほぼ無料で海外中長期滞在の叶う「Workaway」の詳細はこちら)
見るとJさんという方から、
「急なんですけど、今日ダブリンのワーカウェイのミートアップをするので来ませんか?」と。
meet-upというのは、共通の趣味などを持つ人たちの集まり、日本でいうところのオフ会みたいな感じです。
18時くらいからどうか?ということで、時間帯的にこれはパブにいくに違いない!
新しいホストファミリーは二人とも飲まないため、普段ビールなど置いていませんでした。
誘ってくれたのが旅人カップルだったこと、プロフィールを見ても安心できそうな人たちだったので、
お酒に飢えていたわたしは即快諾!笑
その後はナショナル博物館やアーケードなどで時間を潰して、指定のパブへうきうきで向かいました。
集まったのは主催のふたりを含めた、総勢7名の旅人たち!
内4人がフランスから、残りはドイツ、ウルグアイからで、アジア人はわたし一人でした。
ほとんどが大学生のようでしたが、アイルランドで働いているという方もいました。
EU圏に住んでいると国を跨いで働くことが可能なんだそうで、
パスポートがなくてもIDを見せるだけで国外の行き来もできるんだそう!
うらやましすぎる!
わたしが仕事をやめて旅をしていることを伝えると、
主催でドイツ出身のJさんが、冬のドイツはめっちゃ寒くてほぼ雨だからおすすめしない!と一言w
ただ、クリスマスだけは特別らしく、万一クリスマスにホストファミリーが見つからなかったら
家に来て良いよと言ってくれました。
ドイツ人にとってクリスマスは家族で過ごすとても大切な日なんだそうで、
Jさんのお母さまはクリスマスに一人でいるなんて見過ごせないんだそう。
なんとも温かいお母さま!
これはドイツの本物のクリスマスを見られるチャンスかも!?
なんやかんやで盛り上がり、気づけば0時を回っていました。
久しぶりのビールおいしかった!!w
ダブリンのバスは明け方3時過ぎまで走っており、
0時過ぎでもたくさんの人がバスを待っていました。
バス停から家まで数分ですが、夜道はドキドキしながら歩きました。
旅人同士も気軽につなげてくれるWorkaway、改めておすすめしたいです!
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