ダブリン郊外の生活事情

Dairy
Mother with baby daughter doing laundry at home

 
あれ、わたし人ん家の旦那のパンツを洗うためにアイルランドまで来たんだっけ?
ってなっている今日この頃・・・笑
 
 
新しいホストファミリーは若いカップルで、ダブリン中心地から車で30分ほどのいわゆる郊外に住んでいます。
歩いて2分のところには学校のグラウンド以上に広い芝生の公園もあり、
赤ちゃんや小さなお子さんを持つご家庭が多く住んでいる印象。
 
 
今まで見てきた家はそれぞれに青やピンクなどカラフルだったり可愛い外観でしたが、
こちらは似たような外観の家がずらりと並んで建っていて、日本の都心とかで見る建売住宅みたいです。

 
 
彼らには1歳9ヶ月になる娘さんがいて、ベビーシッターや家事をするのが今回のわたしのお仕事です。
 
 
家事をしていて最近よく思うのが、「あ、わたしってやっぱり日本人なんだな」ということ笑
(※超個人的感想です!日本人くくりは違うかもですが、わたしの肌感覚的に思う事を徒然に書きますw)
 
 
たとえばこの家にはサランラップがありません。
わたしはスライスハムやチーズなどを開けたら、サランラップをするか、
またはジップロックに移したりして密閉することが常でしたが、
こちらではそのまま冷蔵庫に放置!
 
 
なので早く食べないと乾燥がどんどん進みます(特殊な冷蔵庫かと思ったけど違ったw)
 
 
それからスーパーへ買い物に行った時。
娘ちゃんはなんにでも興味津々で、これっと決めたら絶対に意見を変えないがんこなところもあります。
 
 
あるときは、「バナナが今すぐ食べたい!」とぐずりだし、仕方なく果物コーナーへいくと、
ホストママが迷わずバナナをもぎり、まだ購入前のバナナを娘ちゃんに与えました。
 
 
またあるときは、「シール遊びがしたい!」とぐずりだし、仕方なく文房具コーナーへいくと、
ホストママが適当にシールを選び、迷わず購入前のシールを開封し娘ちゃんに与えました。
 
 
もちろんあとでお支払いするのですが、日常的に目の前でやられるとなんだかいけないことのようでドキっとします笑
 
 
そして一番は、冒頭にもちょっと触れた洗濯物!
今までのホストファミリーは洗濯機と乾燥機をいつも使っていたので、
アイルランドで洗濯物を干すのは今回が初めてです。
 
 
海外では洗濯物を干してはいけないような場所もあるそうで、乾燥機が一般的ですが、
このお家ではなるべく乾燥機は使いたくないということで。
 
 
しかしアイルランドの天候は、「1日に四季がある」と喩えられるほど、変わりやすいのが特徴!
そして9月を過ぎたら晴れ間はぐっと少なくなります。
なのでなかなか乾かない&干し方も独特です。
 
 
外国の洗濯シーンっていうと、こういうのを想像すると思いますが、

まさにこれ!
(こんなにファンシーではなく、壁と壁の間にワイヤーが張られている状態ですが)
 
 
これが正直わたし的にストレスww
だって、ハンガーにかければスペースも節約できるし、型崩れも防げる!
それに折って引っ掛けた内側の部分、生乾きになりません??

 
 
さらに言うと、靴下は裏返すとかのレベルの前に、丸まったままでも平気らしいw
シャツとかも脱いだ形のまま洗濯機に入れるので、片方の袖だけ内側に入っていたりする・・・
 
 
またある日はわたしの部屋のドアの前に洗濯物が置いてありました。
床に直置きなことにまず衝撃でしたが、(ちなみにこちらではもちろん家の中でも靴着用ですw)
畳んでくれたんであろう洗濯物の姿にも衝撃でした。
 
 
“畳む”という概念が崩壊するレベルでした笑
(ご厚意に感謝しつつ、そっとたたみ直しましたw)
 
 
よく、旦那さんの家事に対して、「全然できてない!怒」みたいなことあると思うんですけど、
そんなにめくじら立てなくてもいいのかも?!と思えました笑
 
 
ちなみに洗濯物でいうと、こちらで初めて見たのがColour Catcher(カラーキャッチャー)というもの。

 
紙おしぼりのような見た目で、色もの洗濯の時に入れると、色落ちを防ぐらしい。
いまいち効果のほどが実感できていないのですが、
一度、青系の色に染まって紙が出てきたときはちょっと感心しました笑
 
 
娘さんはとっても元気で本当に愛らしい存在です!
運動神経もめちゃめちゃよくて、つかまり立ちで階段の上り下りや、
ジャングルジムにも果敢に挑戦する好奇心旺盛な娘ちゃん。
しかしまだ2歳にもならないうちから、一人部屋で寝ています。
 
 
朝6時前後になるとママを呼ぶ泣き声が聞こえることが多いのですが、おねんねトレーニングということで、
6時半を過ぎるまではお部屋に入らず見守ることになっています。
 
 
それがとても心苦しい;;!!
泣いたらすぐにかけつけたくなりますが、わたしも心を鬼にして様子を見つつお世話させてもらっています。
 
 
それでもホストママが娘さんに怒ることはありません。
娘ちゃんがどんなに機嫌が悪かったり、なかなか言うことを聞いてくれなくても
どうにか言い聞かせたり、違う方法で気持ちを切り替えさせたりしていて、すごいなぁと純粋に思います。
 
 
ホストママはお昼は小学校の教師をしていて、そういう経験も活きているのでしょうか。
わたしもいつか自分の家族を持ったら・・・ぜひお手本にさせてもらいたいです。

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