Glen Keen Farmでは羊を650頭も保有していますが、
その羊たちの世話をするためには牧羊犬がかかせません。
うちでは4頭のボーダーコリーを飼っていて、みんな女の子です。
ちなみに牧羊犬とは、
“牧場で放牧している家畜の群れの誘導や見張り、人間による盗難やオオカミなどの捕食動物から守るように訓練された作業犬である。
シェパード・ドッグとは、羊飼いの犬と言う意味である。”
(Wikipediaより)
4頭は親子で、おばあちゃんのホリー、その娘リズ、そのまた子どもたちのジルとマリーです。
ホリーは現役を引退していますが、うちのツアーの目玉である牧羊犬のデモンストレーションでは今もしっかり仕事をしています。
牧羊犬にとって仕事は生き甲斐で、何もさせない方がむしろストレスを与えてしまうんだそうです。
ホリーは御年15歳で、人間で換算すると100歳を超えるそうですが、仕事をしている時は本当に生き生きとしています。
うちでデモンストレーションをするのは二人の牧羊犬トレーナーです。
マックスさんは牧羊犬のコンテストで何度と優勝経験があり、多くは羊飼い専用の笛を使って指示出しするところ、指笛で指示出しをします。
指笛ってそんなにバリエーション出せたのか!と驚きました。
ガールズたちも仕事になると目の色を変えます。
ジルはやる気満々すぎて草を千切ったり鼻息も荒くなるくらいの時がありました。
デモではまず牧羊犬を放ち、遥か遠くにいる羊を呼び出すところから始まります。
その後トレーナーの”走れ”や”ゆっくり”などの指示にあわせて、羊をくねくねとフィールドを歩き回らせてから、指定の柵まで連れてこさせるという流れです。
羊を呼び出しに行くときは柵を二つ飛び越えることになっており、ジルが颯爽とジャンプするたびに観客から歓声が上がります!
なぜかこちらまで誇らしくなる瞬間です笑
ちなみに羊の背中に鮮やかなピンク色が施してあるのは、所有者を示すサインです。
各農園や所有者によって、色の組合せや十字などの形が違ったりします。
また、耳には個々を識別するためのバーコードのようなものもついています。
さて、仕事後はいつもそのへんに寝転がったり、撫でられるのが大好きなガールズ!
特にうちの子たちは人が大好きで、みんながみんな撫でて撫でて〜と寄ってくるので大変なことになります笑
可愛すぎてこちらもなでなでが止まりません!!笑
ちなみに手を止めると鼻を使ってこづいてきます笑
何回やってもすり寄ってくるのがかわいいので動画を撮ろうとすると、ピタっとやめてしまいます。
羞恥心?w
なんとも賢いガールズたち!!
わたしも実家のワンコは3代目ですが、小型犬しか飼ったことがありません。
いつか大型犬と暮らすのも悪くないなと思うのでした。
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