最終日は計画停電

Dairy

 
Glen Keen Farmでの最後のお仕事の日、この日はなんとツアーが5組!
合計192名ものお客さまが来ます。
 
 
それだけでもとても忙しいのに、追い打ちをかけるように計画停電が予定されていました。
しかもお客さまが来る10:00〜17:00!
 
 
実はその前の週の同じ時間帯にも計画停電があり、その時は4組のツアーをなんとかこなしました。
その前後は1〜2組だったのに、うちへの嫌がらせかと思うほどのタイミングです笑
終わったあとはどっと疲れて、ビールもワインも飲んだのは言うまでもありません笑
 
 
この計画停電は年に何度かあるようですが、今回は急遽決まったのか、数日前に伝達がありました。
ロシアによるエネルギー問題も要因のひとつのようです。
また、ちょっと検索したところによると、風力発電の風が今年は弱いというのもあるようでした。
 
 
停電なので、いつも食器は食洗機で洗いますが、もちろん手洗い!
コーヒーマシンも使えなくなるので、朝早くにポットに補充!
お湯はガスコンロで沸かし、冷蔵庫を開ける時は必要最低限かつスピーディに!
(お手洗いに配置されたキャンドルは、むしろムーディでちょっといい雰囲気でしたが笑)
 
 
お客さま192人に対して、スタッフはたったの6人!
わたしとシェフがキッチンまわり担当、あとの4人はお客さま対応ということになりました。
 
 
お客さまはランチにチキンサラダやスコーンを食べたり、食後にはコーヒーや紅茶を飲みます。
なので食器は鬼のように下げられてきますw
永遠に終わる気がしません泣
 
 
それでもシェフの知恵で、3つの洗い場をお皿類・コップ類・カトラリーに分けて、
シェフが洗い、わたしがどんどん拭いていくという人海戦術が大成功!
 
 
ちょっと息抜きできるタイミングが来た時には、シェフがこっそりと貴重なお湯を拝借してきて、
内緒でコーヒーを一緒に飲んだりしました!
「あたしたちAチームだね!」とシェフが言ってくれて、大変だったけどいい思い出になりました。
こちらでは「優秀」、「名コンビ」みたいな感じで褒める時に、A team(Aチーム)というようです。
 
 
それでもやっぱり終わり頃にはみんなへとへと・・・
 
 
お腹もぺこぺこになっていたところ、ホストパパの鶴の一声でレストランに行くことになりました!
やったーーーーーーーーー!!
 
 
ということでやってきたのは、DELPHI(デルフィ)!
レストランを併設したリゾート施設です。

レストランからは素晴らしい景色も眺めることができます。
 
 
今日のご褒美&わたしとホストパパが翌日こちらを出発するので、
ホストママが食前酒にカクテルでも飲みましょうと提案してくれました。
やったーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
 
 
デルフィ・モヒートという店名のついたカクテルを飲みました。
おっしゃれ〜!

疲れた体と心に染み渡る爽やかなお味!!
 
 
そしてお料理は、地元のシーフードたっぷりのクラムチャウダーとフィッシュ&チップス!


フィッシュ&チップスのお魚は新鮮そのもので、衣もさっくさく!
右上の緑のソースは豆のディップで、これとタルタルソースを合わせて食べるとめちゃめちゃおいしい!
正直ロンドンで食べたものより、数倍おいしかったです。
 
 
家に帰ってからは今日で最後だからと、スペインのCちゃんと数時間語らいました。
シェフがスタッフにと作ってくれた劇うまなスイーツを食べながら飲んだ白ワイン最高でしたw
 
 
翌朝、3週間の滞在を終えて出発の日。
 
 
駅までの送りの途中で息子くんは小学校で降りたのですが、
最後にハグしようと車を一緒に降りたところ、NO!と断られてしまいました。
クラスの友達に見られるとからかわれるので、恥ずかしかったそうです笑
 
 
電車に乗り込むとホストパパが「妻からだ」と軽食と飲み物を渡してくれました。

 
 
手作りのサンドイッチには可愛いメッセージが!
中身はチキンとチーズにトマトでした。

 
 
ファームはいつも忙しいため、普段はシェフが作ったまかないをみんなでいただいており、
ホストママが晩御飯を作る機会はほとんどありませんでした。
そんな中でも作ってくれたサンドイッチと思うと泣けました。
 
 
今度はツアー客としてファームを訪れたいです。

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