せっかくウィーンに来たので、まわりの国も観光しちゃおう!ということで、
オーストリア周遊観光してきました。
経路はウィーン→ブダペスト(ハンガリー)→ザグレブ(クロアチア)
→リュブリャナ&ブレッド湖(スロベニア)→ザルツブルグ(オーストリア)!
しかもウィーン滞在中にSIMカードの1ヶ月期限が来てしまったため、
インターネットは公共のWi-Fiだけで賄うというチャレンジャーな旅になりました笑
今日はその初日であるブダペストの旅をご紹介します。
温泉大国と謳われるブダペストのセーチェニ温泉についても正直なレポートをしていますので、
ぜひ観光の参考にしてみてください!
ヨーロッパ旅に便利なFLIXバス
今回の周遊旅ではすべてこのFLIXバスにお世話になりました。
このバスはヨーロッパ中を走っている便利な長距離バスで、安いものでは5ユーロからチケットが取れちゃいます!
Wi-Fiやトイレも完備しており、道中快適!
のはずでしたが、ウィーン→ブダペスト間のバスではWi-Fiがつながらず、
インターネットのないわたしは仕方なくふて寝するしかありませんでした笑
早朝6:50にウィーンを出発、9:50にブダペスト到着という便でしたが、
運転手がなんと遅刻してきたため、15分くらい遅れての出発となりました。。
これが初めてのFLIXバスだったので、乗り場を間違えたかと焦りましたが、
まわりの人に聞いたら「なんか遅れてるっぽいよ」とみんな待っている様子でした。
しかしながら待っている間に、ドイツから休日観光でウィーンに来たという男性と
世間話なんかして不安が一気に楽しい時間になりました笑
ということでブダペストについたのは10時を回った頃でした。
バスステーションでやっとWi-Fiがキャッチできたので、
急ぎセーチェニ温泉までの行き方を調べ、いざ観光スタート!
ノリで美術館へ
ブダペスト旅行一番の目的はとにかく温泉!!
日本を出てからシャワーしか浴びられずお風呂に飢えていたので、とにかくお湯が恋しかったのですが、
ハンガリーが温泉大国だと知った時には飛び上がるほどうれしかったです笑
なのでとにかく温泉に入れればいいと思って、あまり観光については調べていなかったのですが、
セーチェニ温泉のある場所は、英雄広場や国立美術館、動物園などもある巨大公園のようになっています。
こちらは英雄広場!
お天気も良くて絶好の観光日和!
写真を撮りつつのんびり歩いていたら、美術館を見つけました。
お土産ショップを覗いたらとてもよさそうだったので、その場でチケットを購入して中を見てきました。
宗教画コレクションが多く、ピーテル・ブリューゲルの作品も近くでじっと見られて大満足!
旧王宮を美術館としているようで、ホールのような場所がそのまま開放されている部屋があったのですが、
その中に入ったときは思わずため息が出るほど感動しました。
ウィーンで散々お城を観光しましたが、そのあとでもそれくらいよかったので、一見の価値ありだと思います笑
また、ハンガリーの画家の作品を集めた部屋もあり、
当時の国王家の肖像画や、神父様の絵などを見ることもできました。
他のヨーロッパとはやっぱりちょっと違う文化などが感じられて面白かったです。
一通り見た後は美術館内のレストランカフェでランチしました。
日本でいう社員食堂みたいに、ガラスケースにサラダからメインやサイドまでずらっと並んでいて、
そこから何品か好きなものを選べる仕組み!
わたしはハンガリー名物「グーラッシュ」と、サイドには不思議な形をしたポテトフライを選びました。
ちなみにレストランとカフェが併設されており、
ドリンクはカフェ側で注文するという少々面倒なところでした。
それでもどうしてもビールが飲みたくてカフェで別会計して注文しましたよ笑
グーラッシュはウィーンでも食べたのを前回ご紹介しましたが、
こちらのグーラッシュには、なんとブドウが使われていました!
写真の白いつぶつぶに見えるのがそれです。
これがほどよい甘みと酸味で、お肉もやわらかくてすごくおいしかったです!
ビールも美味でした〜
セーチェニ温泉の正直レポート
お腹もいっぱいになったところで、今回の目的である温泉へ!
どう見ても入り口と思われた場所は、実は裏側だったらしく…笑
しばらく歩いてたどり着いた反対側、
「SZECHENYI MEDICAL SPA(セーチェニメディカルスパ)」という
旗のかかっているこちらが正式な入り口になります。
館内に入って左側にチケットカウンターがあり、ロッカー付きチケットを購入!
ちなみに券売機もあるので、英語がいける人はそちらでも購入可能です。
チケットカウンターの奥に階段があり、地下へおります。
チケットはマイクロチップの入った腕時計のような形をしていて、
駅の改札口のようになっている入り口でそれをかざすと中に入れる仕組みになっていました。
中に入るとずらーーーっとロッカールームが続いています。
そしてロッカーも腕時計チケットで操作します。
着替えてロッカーを閉じたら、写真のようにチケットをかざすと、
ロッカー番号が登録されて自分のチケット以外では開かないようになります。
ロッカー番号は忘れないように頭に記憶が必要ですが、万一忘れちゃった場合は
このような機械がロッカールームに何個か設置されていて、
そこにチケットをかざすと番号を教えてくれるので大丈夫です。
日本の温泉のように女性と男性が分かれていないので、水着必須になります。
また、館内には数カ所に分かれて温泉やサウナが設置されているので、移動のためにビーサンもお忘れなく!
でないと素足で歩くには結構気持ち悪いかなと思います笑
もちろんタオルもないので、持参してくださいね!
肝心のお湯ですが、ぬるめです。
温かいお湯もありますが、日本の温泉と比べるとやっぱりぬるめでした。
そしてどのお湯もカルキの独特の匂いがします。
水着着用なのもあって、温泉とは謳っていますが、
どちらかというと温水プールという方がぴったり来る感じでした。
サウナも入ったけど、水着なのが自分的にはあまり楽しめず。。
久々に全身お湯に浸かれたのはよかったけど、期待したほど気持ちよい体験にはなりませんでした。
でもお城のような建物の温泉施設なので、テルマエロマエ的な気分は味わえました笑
そういえばトルコでいったハマムはめっちゃ気持ちよかった思い出があります!w
ドナウ川のナイトクルーズ最高
温泉の後は、宿であるゲストハウスへチェックイン!
ちょっと休憩してから、オンラインで予約したLegenda(レゲンダ)社のナイトクルーズに出かけました。
道中見つけたアイスクリーム屋さんがめっちゃおいしかったので、おすすめ!
ピスタチオと、店員さんおすすめのなんとか(完全に名前忘れました笑)っていうのをオーダーしました。
コクがあるけどさっぱりした後味で、めっちゃ当たりのお店でした!
詳細:https://goo.gl/maps/pitpsAGpuGL8Unmj6
宿は早めに出たものの、途中でアイス買ったりお土産ショップに寄ったりしていたら、
気づけば出発数分前!
慣れない場所なのにネット環境もなくて、内心すごく焦りましたが
最後は走って乗船所に無事到着!!
出発予定の2分前!!爆
しかしながらチケットを当日購入している人もいたので、余裕で乗り込めました(ほっっ汗)
すでにたくさんの人が乗っていましたが、2階のオープン席が数席空いていたのもラッキー!
ちょっと肌寒かったけど、夜景のために我慢して写真を撮りまくりました!
スマホかつ素人でもなかなかにいい感じの写真が撮れるほど美しい景色!!
ブダ王宮もばっちり撮れました!
船内ではフリードリンクをいただくことができ、わたしはハンガリーのシャンパンをいただきました。
結構な辛口で、夜景を見ながら飲むというシチュエーション付きでおいしかった!笑
ドリンクは一人一杯と聞いていましたが、10月終わりでオフシーズンだったからか、
後半寒くて船内の席に座ったら、もう一杯ドリンクをもらうことができました。
ラッキー!
また、座席にはオーディオガイドも付いていて日本語も選べます!
外の景色とはあまりリンクしてないようでしたが、ハンガリーの歴史なんかが楽しく聞けてよかったです。
ただ、2階のオープン席では、わたしの席にはガイドが付いてなかったので、
席によっては聞けないことがあるからご注意を。
このドナウ川の夜景クルーズについて、TABI JOZUさんのブログがとても参考になったので、
詳細が知りたい方はこちらもぜひ見てみてください!
https://tabijozu.com/budapest-donaucruises
ディナーはJAZZバーで
夜景クルーズを堪能したあとは、「Budapest Jazz Club(ブダペストジャズクラブ)」へ行ってきました!
というのも、バスステーションでトイレに寄ったところ、
館内で流れていたのがジャズだったんです。
日本だと居酒屋さんでもBGMでジャズが流れているのをよく聞きますが、
海外でジャズがBGMなのってなかなか聞かなかった気がしていて、
その時も「あれ、ブダペストってジャズ人気あるのかな?」なんて気になったので、
その場で検索したのでした。
結果、ブダペストでジャズが熱い!みたいな情報はなかったのですが笑
その中でも老舗らしいBudapest Jazz Clubでこの日はフリーセッションをやっているようだったので、
思い切って行ってみました。
入るとまずはレストランバーになっていて、演奏まではまだ時間もあったので
こちらでディナーをいただきました。
観光客におすすめなのは何かと聞いたところ、教えてもらったのがこちらです。
照明が赤なので料理本来の色が全くわからない笑
なんかでも野菜を煮込んだもので、お出汁が効いてておいしかったです!
上に乗っているのはソーセージで、これは付けるかどうか選択できます。
スタッフさんがこのソーセージもおすすめということでわたしはお願いしたのですが、
めっちゃくちゃしょっぱかったので、あんまりおすすめしないです笑
セッションは大学生〜20代後半くらいと思われる方が中心で、
ホストはピアニスト、ベーシスト、ドラマーの3人。
はじめの30分くらいはこの3人が演奏し、そのあとは誰でも参加OKのセッションになりました。
ここでもシャンパンを飲みながら、若者たちのエネルギー溢れるセッションをたっぷり楽しみました。
詳細:https://goo.gl/maps/m9ykAq5jtJPPovx79
次回はクロアチアの首都、ザグレブの旅行記兼観光レポを投稿します!
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